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カニフロン − テフロン(PTFE)の潤滑性・撥水性・非粘着性機能を付与した複合皮膜 −

低摩擦性であり、耐摩耗性・耐蝕性・熱伝導性に優れています。
電導性を有し消音及び静電防止に効果があります。
 カニフロンは無電解ニッケル(カニゼン)皮膜中に、フッ素樹脂(PTFE)の微粒子を均一に分散共析させた複合めっき皮膜です。
特徴1. テフロン含有膜
特徴2. 非粘着・低摩擦性
特徴3. 三種類の含有濃度の選択により用途別選択が可能 
 
撥水性
■カニフロン皮膜(×1,000倍)

皮膜組成と特性

カニフロンの種類 S(超高含有)タイプ A(高含有)タイプ B(低含有)タイプ
テフロンの含有量
30〜35Vol%
20〜25Vol%
3〜7Vol%
硬度 熱処理前
HV200〜250

HV250〜350
HV400〜500
熱処理後
HV300〜350

HV400〜500
HV750〜900
摩擦係数
0.07〜0.08
0.08〜0.10
0.10〜0.12
特徴
自己潤滑性
離型性
非粘着性
撥水性
自己潤滑性
離型性
非粘着性
撥水性
自己潤滑性
離型性
耐磨耗性
使用実例
グリルアミ
ダイス
ノズル
リングギヤ
スチールボール
金型
ギヤシャフト
スプール
サイドブロック


1.自己潤滑性 めっき皮膜中にPTFE粒子を含有するためカジリ・焼付き防止に対して大きな効果を発揮します。
2.低摩擦 皮膜表面ばかりでなく、膜厚方向にも潤滑性のあるテフロン粒子を均一に分散しています。
3.耐摩耗性、
対損傷性
カニフロンは樹脂やテフロンコーティングに比較して傷がつき難く、剥がれたりしません。
4.耐蝕性 ピンホールが無く、つきまわりが均一です。
5.密着性 PTFE微粒子一個一個をマトリックスが硬く保持しています。また、マトリックスが金属であるため、素地とカニフロンの密着性は強固です。
6.膜厚均一性、
高寸法精度
母材の形状にかかわらず穴の中・パイプ・エッヂなどでも、膜厚は均一です。また、任意の厚さにめっき膜厚を正確にコントロールできます。
7.電導性、
静電防止効果
マトリックスが金属(Ni-P)であるため、静電気やホコリを嫌う半導体部品、精密機器へ使用できます。
8.熱伝導性 テフロンコーティングに比べ、優れています。
9.消音効果 カニフロン同士の摺動や他の金属との接触などにおいて、PTFEによる緩衝効果と潤滑性により、消音効果があります。
10.撥水・撥油性 接触角はテフロンコーティングとほぼ同等です。
■摩擦係数比較図

加工応用例

自動車
産業機械
印刷機械
スプール 
ベーン
ボール
ロータ
ピストン
ブレード
ピン
シリンダー
スクリュー
ガイドロール
ノズル
ホッパー

破線
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